ある日一通のメールが届いた。その内容はテレビ出演のオファーだった
僕自身今まで、そういったメディアには一切関わっておらず、
まったくの素人である。しかしながらメール内容のコンセプトに、
担当者の熱い思いと、COPENに対する興味の高さがうかがえた。
「僕ごときが語った所で、本当にCOPENの良さが伝わるのだろうか?」
という疑問はあったのだが、そのほんの一端を担えるのならと
オーケーの返事を出すことにする。
するとその日の内に電話があって、早速取材日程等の打ち合わせが
始まった。取材までの期日もタイトだしあれよあれと言う間に
当日を迎えることになる。
予定よりも少し早く、撮影スタッフは約束の場所に現れた。
担当者でありディレクターの川本さんが、気さくな関西弁で挨拶を
してくれたお陰で、少し冷静さ を取り戻す事が出来た。
しかし、いざ取材用の機材を目にすると、緊張感がぶり返してくる。
でも川本さんはじめスタッフの方々は、僕の様な素人の心境を
心得ておりうまくリラックスさせる術を持っており、気が付いたら
カメラが回っているという状況。話をせずに、ただカメラで情景を
撮っているだけならいいのだが、いよいよ初のカメラ目線カットである。
それもCOPENの前で真新しい、免許証を取り出してカメラに向ける
という「離れ業」を要求されてしまった。手は震えるは、のどは
カラカラになるやら、結局2回のNGを出した末、なんとかオーケー。
そしていよいよCOPENに乗り込んでオープンにし、実走シーンである。
あれだけ緊張してたのに期待のロケットスタートにはならず、「普通」
にスタート道のカドを曲がった所でカットである。その次はもう少し
長いカットが要求された、途中無線でやりとりしながら、「追い越し」
を行うのだが、ここでやってしまった!左に斜線変更をして
追い越したまでは良かったのだが、ウインカーを出しっぱなしに
してしまったのだ!もうめっちゃカッコ悪い。そして何度と無く
取り直して別のロケ地へ移動。ここからが冷や汗物であった。
愛しいCOPENを傍らに置き、インタビューが始まったのである。
テレビで見た事のある小さなマイクをシャツの襟元に留められ、
音声チェックなんぞをして、いよいよ川本さんとの「対談?」形式
のインタビュー。内容は?もう全然覚えておりません。
僕もオンエアー当日知る事になります。(笑)この前置きがあって
当日のオンエアーを見ていただけると、楽しさ倍増?みなさん
お楽しみに!

放送日時(予定)8月31日(土)朝8:00〜9:25
毎日放送系列、全国放送「リアルタイム」でお会いしましょう!